霊長空隙（れいちょうくうげき）と発育空隙（はついくくうげき）

お子様の乳歯のときの歯並び、
3才ころから、前歯が生え変わる５才ころまでの乳歯列の期間ですが、
この時期は隙間があることが正常です。
この隙間には、しっかりと名前がついていて、
上あごの２番目（　B　）と３番目（　C　）の間、
下あごの３番目（　C　）と４番目（　D　）の間は、
霊長類によくみられるため、霊長空隙（れいちょうくうげき）と名前がついています。
乳歯には、通常隙間があるものですが、霊長空隙以外の隙間のことを
発育空隙（はついくくうげき）といいます。
このように隙間のある歯並びは、永久歯の正常な歯並びのために必要です。
お子様の歯がすきっ歯でも心配せずに、むしろ安心してくださいね。