虫歯予防の手段とそのしくみ

虫歯を予防するために原因をなくす必要があります。

虫歯になる、ならないは、歯の質、原因菌、食べかす、時間によって決まります。

すでに虫歯になったことがあるお子様は、
 虫歯になってしまう歯の質を持っています。
 お口の中に、原因菌がいることが明らかです。
 普段たべている食事習慣にも、虫歯になる要因があります。
 食事のわりに、歯ブラシが不十分で、食べ物が歯に停滞する時間が長くなっています

これら4つの要因で虫歯になってしまっています。

それでは、虫歯を予防するためにはどおしたらよいでしょうか?

これら4つの輪が成立しないように壊してしまえばよいのです。

まずは、徹底的に歯ブラシです。
歯ブラシの回数、時間を増やしましょう。
一日1回しか磨かないのであれば、2回、3回に回数を増やします。
一回に1分くらいしか磨かないのであれば、3分、5分と歯ブラシする時間、回数を増やします。
また、フッ素入りの歯磨き粉をしようしましょう。
フッ素入りの歯磨き粉+歯ブラシによって、
歯の質を高め、原因菌をブラシで除去して、食べ物も除去して、歯の上の食事とばい菌が歯を溶かす時間も
なくすことができます。

次に歯医者でシーラントをしてもらいましょう。
シーラントとは、歯の虫歯になりやすい部分を、歯を削らずに、樹脂でうめてしまう処置です。
シーラントをおこなうと、その場所にばい菌や食べ物が入らなくなります。その結果、歯に食べ物が
停滞しないので、虫歯になることを防ぐことができます。ただし、シーラントしてある部分だけです。
特定の歯、しかも、その歯の一部分のみで他の部分は歯ブラシが必要です。

もうひとつは、歯科医院でのフッ素塗布です。
歯科医院で使用するフッ素は、かなり濃度の濃いフッ素を使用しております。
フッ素は、歯の質を強くします。
身近なものでは、防水スプレーにもフッ素がはいってます。
防水スプレーは、吹き付けた瞬間に水をはじくようになります。
フッ素も塗った瞬間にも、かなりフッ素でコーティングされて強くなりますが、
その後も、唾液中のカルシウムやミネラルを吸収することで強くなります。
そのため、フッ素の種類によって、1分~30分うがいをしないで、口の中で停滞させることが
望ましいものもあります。

歯ブラシ、シーラント、フッ素が虫歯予防には有効です。
フッ化物洗口も、フッ素とおなじです。

これらの方法によって、乳歯や大人の歯を虫歯から防ぐことは、
健全な歯の交換、きれいな歯並びになるために大切です。

虫歯にならないように歯ブラシをしましょう。

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