虫歯になりやすいところ 12才ころ
12才になると、第一大臼歯のさらに後ろに第二大臼歯が萌出します。
このとき、第二大臼歯はハンマーのような大きな歯で、歯茎から、氷山の一角のようにすこしずつでてきます。
一部でも歯茎からでてきたら、歯茎と歯の間に食べかすが入り込む隙間ができます。
このとき、チョコレートのような粒子のこまかくて停滞しやすいもの、
スポーツドリンク、ジュースのように、液体で糖分の多いものがこの隙間に入り込むと、磨くことはできません。
それでいて、第二大臼歯はごつごつした歯なので、完全にでてきたときには、すでに溝の部分が虫歯になっていることがあります。
第二大臼歯がでてくるにしたがって、この歯よりも前にある、中切歯、側切歯、犬歯、小臼歯、第一大臼歯の隙間がつまってきます。
見た目にはわかりませんが、フロスなどを通すと、隙間がつまって、スカスカに通せたフロスがきつくなってきます。
歯と歯の間も、ある程度つまってくると、なおさらお食事が詰まりやすくなります。
スカスカのときのほうが、簡単に入って、簡単にとれる状態とは、変わってきます。
フロス、フッ素塗布、シーラントなどをおこなって虫歯予防していきましょう。