７～８歳の歯並びの異常　叢生

７～８歳で、２番目の歯がでてきます。
真ん中の中切歯に交換するときに、問題なくても、でてくる永久歯が大きいと、
きれいに並ぶための隙間が足りないので、入りきれなくて、内側や、前側にでてくることがあります。

叢生（そうせい）というのは、電車の中の３人掛けのイスに４人座ろうとしている状態です。
４人がお互い協力して肩をすぼめたり、軽く腰だけかけたり、すこし斜めになったりさまざまな状態になって、
無理やりはいっている状態です。

歯が入るためのイスは歯槽骨（しそうこつ）といわれる骨です。
限界はありますが、ある程度は歯槽骨は成長を促して大きくすることができます。
７～８歳で、
　〇２番目の歯がなかなかでてこない、
　〇２番目の歯が後ろからでてきた
　〇２番目の歯が方向がちがって、全然かみあわない。下と調和する気がしない　など

そのような場合は、歯槽骨を大きくすることで、「ある程度」歯をならべることができます。
ある程度というのは、理想的に並べるには、ワイヤーなどしっかりとコントロールする必要がありますが、
取り外しの装置でも何もしないよりかはよくなるという意味です。

お近くの歯医者さんにご相談ください。