虫歯になりやすいところ 10才ころ
10才ころになると、上の歯と下の歯の、犬歯、第一小臼歯が生えてきます。
犬歯は、かなりとがって、三角形に近い歯です。
中切歯、側切歯がはさみ、犬歯は、ニッパーのようなイメージです。
ハサミで切れないようなものを切るニッパーです。
第一小臼歯は、ニッパーとハンマー、両方の役割を持つ歯です。
溝がありますが、10才ころは、奥の第二乳臼歯、第一大臼歯で、すりつぶし、
第一小臼歯はあまりすりつぶす役割をしていません。
しかし、チョコレートのような粒子の細かくて残りやすいものがたまり、
虫歯になりやすいので気をつけましょう。
また、この時期は第二乳臼歯が第二小臼歯と交換するために、ゆれてきます。
ぐらぐらの第二乳臼歯、生えたてでがっちりしている第一大臼歯の間は、とても食べ物がつまりやすくなります。
第二乳臼歯が抜けたころには、第一大臼歯の手前の部分が虫歯になっていることが多数あります。
歯と歯の間が虫歯にならないように気をつけましょう。