永久歯の先天性欠損

インスタグラムに投稿しました。

乳歯は大人の歯とはえかわるため、
虫歯になったり、悪くなったりすると、最終的に抜くという選択肢があります。
しかし、先天性永久歯欠損のときには、乳歯とはいえ、永久歯としてずっと使う歯として管理しなくてはいけません。
もしも、グラグラになって抜けてしまった場合には、
大人の歯と同様に、補綴処置が必要になることが多いです。
大人の歯がしっかりあるかどうかは、レントゲンをとらなくてはわかりません。

乳歯なので、根っこが短く、なんらかの原因で、根っこが吸収して勝手にぬけてしまうこともあります。
もし、根っこの吸収がなければ、そのようなことが起こらずに、しっかりと大切に管理していけば、40歳くらいまで使用している方もいらっしゃいます。

乳歯のあとの永久歯が無いということは、歯ブラシの管理が難しいお子さまにとって一大事です。乳歯は通常は永久歯よりもやわらかいので、永久歯のある方に比較してさらに歯を大切にする必要があります。歯科医師にとっても、歯の厚さ、神経までの距離、根っこの大きさがすべて違うので、注意が必要な歯です。

乳歯を虫歯にしないようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です