歯のはえかわりの時期と一期治療、二期治療

「歯のはえかわりの時期と、一期治療、二期治療」

先日インスタグラムで投稿しました。

はえかわりの時期は、乳歯列期、混合歯列期、永久歯列期と分類されます。

お子さまが生まれて歯がはえてきたころから、乳歯のみで過ごす時期を「乳歯列期」といいます。およそ生後半年~6才ごろです

前歯の大人の歯が生え始めて、すべて生え変わるころを大人の歯と子どもの歯が混在する時期のため「混合歯列期」といいます。およそ5才半ころから12才ころです

大人の歯がすべてでてきた時期を「永久歯列期」といいます。およそ12才ころからです

乳歯列期と混合歯列期 つまり 3才頃~12才頃は、身長が成長する時期であり、お口のなかも、歯が交換するのと同時に歯槽骨や顎の成長がみこめます。

この時期に、歯が埋まっている歯槽骨や、上下の顎骨の成長を促すコントロールをする治療の時期を「一期治療」といいます。およそ3才ころから12さいころ(小学生ころまで)です。通常自分で取り外しのできる装置です。

すべての歯が大人の歯にはえかわると歯槽骨の成長や上下顎骨の成長があまり見込めなくなります。そのように成長をコントロールするのではなく一つ一つの歯のコントロールをおこなう治療を「二期治療」といいます。およそ12才ころから(中学生ころから)成人までです。通常自分では取り外しのできないワイヤー治療です。

よく中学生ころになると、急に矯正のワイヤーがつくお子さまが多いのは2期治療を中学生でスタートする方が多いためです。

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