はえかわり中の開咬
池田 鈴人３歳ですべての歯が生え変わりますが、
赤ちゃんのさまざまな行動によって、歯並びは影響をうけます。
通常は、上あごと下あごの歯並びは上と下が前から後ろまでしっかりとぶつかりますが、
長時間指しゃぶりやおしゃぶりをしていると、
前歯がぶつからなくなることがあります。
この状態を開咬（かいこう）といいます。オープンバイトともいいます。
個人差がありますが、指しゃぶりは４歳ころまでは正常として考えます。
それ以降は発育の状況によってやめるように指導します。
吸指癖（ゆびしゃぶり）、咬唇癖（くちびるをかむくせ）、弄舌癖（べろをかむくせ）、
咬爪癖（つめをかむくせ）は、はならびに影響します。
歯並びに影響が出る場合には、やりすぎないように指導します。
