乳幼児の虫歯になりやすいところ 1才6ヶ月ころから

1才6ヶ月ごろになると、上と下の前から4番目の第一乳臼歯まで生えます。
上下左右4本ずつ。合計16本となります。
この第一乳臼歯は、もちつきのうすのようにすりつぶす歯です。
ここから前の、乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯は、すべて、はさみのように切り取る歯でしたが、
この4番目の第一乳臼歯は、平らで、ハンマーのようで、つぶす歯です。
よく、うすのようといわれますが、すりばちの棒と鉢のイメージです。
すり鉢の鉢は、棒の方にも、お皿の方にも、すりつぶされた粒がのこります。
おなじように、第一乳臼歯の噛む面にもすりつぶした食べかすがたくさん残ります。
もう少し大きくなったらシーラントといって、
粒がはいらないように溝をつめることができますが、
1歳6ヶ月では、まだまだ難しいです。

すりつぶしの面とハサミのような前歯のべろがとどかない外側が虫歯になりやすいので気をつけましょう。

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