むし歯予防のために、虫歯の原因から①むし歯菌

自然な歯並びのためには、できるだけ自然に乳歯が生え変わっていただく必要があります。
自然に生え変わるためには、むし歯にしないことが大切です。
むし歯になってしまうと、乳歯の歯の大きさや高さも微妙に変わってしまうし、
むし歯が進行して、神経までいってしまうと、大人の歯にも影響がでてきます。

むし歯の原因には、むし歯を引き起こす細菌が必要です。
この虫歯の原因菌は、ストレプトコッカスミュータンスという菌です。
この菌は、歯が生える前の赤ちゃんのお口にはみつかりません。
どこから感染するかというと、保護者の方から感染するといわれています。
保護者の方が使ったスプーンを供用してしまったり、保護者が噛み砕いたものを赤ちゃんにあげたりするとミュータンス菌が赤ちゃんのお口の中に感染します。

虫歯にしない、虫歯をつくらない第一歩は、保護者の口がついたもの、唾液がついたものを赤ちゃんが口の中にいれないようにすることです。
赤ちゃんの手が思わず保護者の口に入ってしまって、その手を赤ちゃんがなめてしまってもミュータンス菌がうつります。
保護者の方が、自分が歯ブラシをした後、手に唾液がついていて、その手で赤ちゃんの歯ブラシをしてしまってもうつってしまいます。

まずは、保護者さまから赤ちゃんへの感染予防から気をつけてみましょう。

参考文献:母子保健指導マニュアル 
参考イラストいらすとや
       歯科素材.com

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