お子様の歯型をとるのに使用している材料 アルギン酸印象材の正体

お子様の拡大床(かくだいしょう)を作るのに欠かせないのが、
歯の模型です。
歯の模型をつくるためには、どおしても型取り(かたどり)が必要です。
最近は、光学印象(こうがくいんしょう)といって、お口の状態をスキャナーで読み取ることもできるように
なりましたが、まだまだ高額で汎用性が乏しいです。
古くからずっと安全に行われてきた型取りですが、
この材料は、ほとんどの歯医者で同じです。
とくにお子様の拡大床をつくるには、ゴム系の型取りだと、グラグラの乳歯がぬけてしまうこともあるため、
通常は、アルギン酸印象材というものを使います。

アルギン酸印象材の主成分はアルギン酸ナトリウムと石膏(せっこう)です。
歯科業者さんのホームページ

アルギン酸とは、コンブ、ワカメに代表される褐藻類に特有な天然多糖類です。

石膏(せっこう)とは硫酸カルシウムで鉱山で採掘したものと化学合成したものを混ぜて作ってます。
せっこうの製造過程

においや色からして、とても人工的で体に悪そうに思われますが、
主成分どちらも自然に存在しているもので、

ざっくり、海藻と石で、お肌のパックにミントの香りをつけたようなものです。
歯型を取ったあとはスッキリするのはそのためです。
安全なものを使用して、安全な材料を使用しておりますのでご安心くださいね。

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